インタビュー Vol1. 服部進さん(37回卒)

HOME | インタビュー一覧 | インタビュー Vol1. 服部進さん(37回卒)

HOME | インタビュー一覧 | インタビュー Vol1. 服部進さん(37回卒)

Interview Vol.1

インタビュー Vol1. 服部進さん(37回卒)

いよいよ始まります。
NextRyosuiサークル現役生からのOBOGインタビュー!
 
このコーナーは、現役生が、お話ししてみたい!と思った先輩方にインタビューし、学生生活や、今後の就職活動などの参考にさせていただくコーナーです。
 
今回の担当は、星川桜子、平田遥太、小島陸の全員1回生トリオでお送りします!
 
記念すべき第一回のゲストは、このNextRyosuiの事務局もされている、37回卒の服部進さんです。
服部さんのプロフィールは、下記をご覧ください。
LinkIcon 服部進プロフィール
 
今回、服部さんにインタビューさせていただいた理由は主に二つあります。
一つ目の理由は、服部さんは働き方が多様化していくであろうこれからの時代のロールモデルになる人であるということです。これからの日本は従来の終身雇用をベースとした雇用慣行がなくなっていくと考えられています。服部さんは転職を通してさまざまな職種を経験されており、現在はご自身で会社を起業されてご活躍なさっています。その経験の中で獲得された多角的な視点に少しでも触れられるようなインタビューを行いました。
 
二つ目の理由は、服部さんが伝統的な日本文化の和楽器の文化を発信されていることにあります。私たちNextRyosuiは、100周年の年を前にして過去から受け継いだ歴史や文化に立ち返ろうとしています。伝統を現在の世の中に発信し守り続けていくために、どのような活動を行なわれているのかに迫っていきます。
 
では、インタビューのスタートです!
 
―大学生活について質問していきます。よろしくお願いします!
 
―入学当時、卒業するときの将来像はありましたか。
 
僕はありませんでしたが、あるべきだと思います。
 
当時はバドミントンさえ出来ればいいと思っていました。ただ、友達だけはいっぱい作ろうと決めていたんです。
社会に出て大切なのは「人」なんです。自分ひとりで出来ることは限られていて、どれだけ人に頼れるかが勝負になります。
 
―大学でやり残したことはありますか。
 
留学ですね。
海外に友達を作りたかったなと今でも思いますし、社会人になったらなかなかできないことなので。
 
勉強しときゃよかったと言う人がいるけれど、必要に迫られないと勉強はできないと考えています。
僕自身もマーケティング部に配属されてから猛勉強しました。
 
―下宿生活はどんな感じでしたか。
 
下宿は自由もあるし、しっかりしなければいけないこともあります。 
それでも、下宿生活は楽しいことばかりでした。
 
社会に出たらひとりになり、ひとりだからこそ人との繋がりが大切になる。
社会に出た後のことも考えて、大学生の下宿はとても大切だと思います。
 
―当時、大学生の間で流行っていたものやデートスポットはありましたか。
 
当時は誰もが知る「国民的スター」がいて、その人たちの曲をカーステ(カーステレオ)で流しながらドライブするのが流行りでした。
 
当時はカラオケも携帯電話もありませんでした。
黒電話で彼女の家に電話をかけたらお父さんが出てしまったり…(苦笑い)。
 
おすすめのデートスポットは、深夜の彦根城・安土城・賤ヶ岳で肝試しですね。
武士が馬に乗って横を通りますよ。
 
―新卒の就職活動時、職種・企業選びにおいて大切にしていたものはなんですか。
 
世の中にないものを創りたかったんです。
当時のJT(日本たばこ産業)はタバコだけでなく新規事業を始めようとしていて、面接で高飛車に新規事業に携わらせてもらえるなら入ります。と言ったら採用していただきました(笑)。
 
世の中には東大や京大出身の人がいるから、一方で「自分は滋賀大だから…」って卑屈になってしまうこともあるけれど、その、良い意味での負け犬根性が大切だと思います。
滋賀大だからこそ、なにか世の中に爪痕を残したいと思っていました。
 
―就職活動に向けて、TOEICや簿記のような資格の取得も重要視される傾向が近年よく見られます。服部さんは資格についてどのような考えをお持ちですか。
 
資格は持っているに越したことはないです。ただ本当に大切なのは、資格の取得を通して、自分がその分野について自信を持って話せるようになることだと思います。
 
―今は情報系の仕事などもありますが、もしも今服部さんがこれから就活を始める3,4回生だとしたら、どのような仕事に就きたいですか。
 
やっぱりモノづくりですね。
ものが無いと安心出来ないんです。
 
でも、ものづくりには、データ、特にビッグデータが欠かせません。
マーケティングの世界において、ものを作る「マーケッター」とデータを分析し世に出す「リサーチャー」は切っても切り離せない関係にあります。
 
そのため、滋賀大にデータサイエンス学部ができたことをとても嬉しく思っています。
 
―次は転職と起業について質問させていただきます。よろしくお願いします。
 
はい。よろしくお願いします。
 
―服部さんは3回の転職を経験されていますが、転職のきっかけは何だったのですか。
 
私の転職はすべて誘ってもらったことがきっかけです。一般的な転職活動とは異なります。
 
大手の会社を離れるときは、引き止めてもらうこともありました。
でも人から頼られるのって嬉しくて。
誘ってもらったことで、「やってみたい」と思ったことにはどんどん挑戦していましたね。
 
―服部さんは2007年にハートツリー株式会社を興されていますが、起業のきっかけは何だったのですか。
 
まだこの世にないものを作りたかったからです。会社員でいても出来ることには限りがあるし、なにより「やってみたい」が強かったですね。
 
会社員でいるときは、最後は、出世しないとやりたいことができなかったりします。様々な企業で働き、SOYJOYのプロダクトマネージャーなどの貴重な経験もできたので、私は会社員としてやりたいことはやりきった!と思えたのも起業の理由ですね。
 
―会社員と経営者という2つの立場を経験して感じたことはなんですか。
 
会社員には不満はあるが不安はないこと、一方の経営者には不満はないが不安があるということです。
 
会社員の頃は上司に毎朝罵声を浴びせられるようなこともありました。
経営者である今、そのようなことはありませんが、常に会社のことや社員のことを考えなければなりません。明日倒産しないなんて保証はどこにもありませんからね。
 
服部さんが大塚製薬でSOYJOYを開発していた頃のお話を聞いていきたいと思います。
 
ーSOYJOY誕生のきっかけはなんだったんですか?
 
始まりは、大塚製薬のオーナーの発想からと聞いています。
 
日本人は最近大豆を食べていない、それを解決したいというのが、SOYJOYなのです。
 
ーカロリーメイトと競合しないための方法を教えてください。
 
高校生メインとしているカロリーメイトに対して、30代女性をターゲットにしました。
 
30代女性はイソフラボンという大豆の主成分へのニーズも大きかったですしね。
 
ーSOYJOYを作るのはどのくらいかかったのですか?
 
数年はかかってますよ。
食品の開発は半年ほどで完了する商品も多いので、かなり長い開発期間だと思います。
私は中途採用だったので、後半の1年半ほど携わりました。
 
ー開発中に直面した最大の難所を教えて下さい。
 
周りの皆さんは優しかったのですが、やはり途中から参加だったので、なかなか自分の思いをわかってもらうのに苦労しました。
良いことなのですが、開発に対して思い入れの強い方が多く、なかなか意見が通らないこともありました。
 
ーそれどうやって切り抜けたのですか?
 
私が中途採用であることをむしろ逆手に取り、大塚製薬の外からのイメージを伝え、周囲に訴えかけました。
最終的には納得してもらうことができ、SOYJOYの販売に貢献することができました!
 
ーお答えいただきありがとうございます! 
 
次は現在されている音楽活動、AUN J クラシック・オーケストラについてお聞きします。
 
ー活動のきっかけを教えて下さい!
 
和楽器のサウンドに魅力を感じたことがはじまりです。この魅力はAUN J クラシック・オーケストラを聴いていただけたら、きっとわかると思います。
 
和楽器は今、世界に進出しており、海外の若い人からもとても注目を浴びています。しかし、日本の文化であるにも関わらず、日本の若者からはあまり人気がありません。
 
日本の若い人たちに、和楽器の良さを知ってもらえるように活動を続けています。
 
ぜひ一度お聞きください!
 
ありがとうございました。